新・パルテナの鏡は売れるのか
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2012/03/22
- メディア: Video Game
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すっかり買う気になってしまった。
ニンテンドーダイレクトという
任天堂主催の新しいソフトの紹介を自社で行うという配信イベントにおいて、
新作ソフト『パルテナの鏡』の紹介が、
実際の操作画面をメインにして操作や楽しさのポイントなどを軸に進められた。
ゲームソフトの面白さの肝とは何か非常に曖昧な問題だけれど、
マリオで穴をジャンプで乗り越えた時の喜びや、
土管の中に入れた時の喜びや、
上手にクリボーを踏みつけた時の喜びや、
それらがあとちょっとで上手くいかなかったときの悔しさも含めて、
色々ある。
整理すれば、収集とか勝敗とか程よい運とかあるのだと思う。
今回のダイレクト内では逃げながら攻撃するというドキドキ感が
画面を見るだけで感じられた。
まあ多少、ゲーム体験があるからこその理解なのだろうが、
この肝の部分を直接丁寧に説明してくれたことで、
私はすっかり買う気になってしまった。
さて、余計なお世話ながら
パルテナの鏡は売れるのだろうか。
売れるかどうかという考察は、
なんというかあまり科学的な条件で語られることが無いことで、
後付で売れた理由をきくことはまああるのだけれど。
パルテナの鏡で言えば、桜井さんというディレクターのブランド力も大きいと思う。
「スマブラ」ってやはり信用足りうるブランドだ。
「パルテナの鏡」っていうのはどうだろう。
「任天堂の名作」ってことにはなっているから、ほぼ続編は無いような作品だが、やや伝統ある名前って感じなのだろうか。
ほんのりパックマンみたいな。まあドラクエ的な力は無いだろう。
ただニンテンドーダイレクトでかなりの時間を割いたことでその重みは変わったかもしれない。
無論見た人に限るけれど。
いわゆる宣伝でどんな言葉が見出しに出るのだろうか。
これまでは、規模(費用やキャスティング、前作の大ヒット、皆がやっているなど)のアプローチではなく、
「テレビゲームの面白さ」に興味を集約しようという努力が見られた。
いわゆるゲームファンには嬉しい姿勢だと思う。
が、普通の人にはわかりつらいかもしれない。
いや普通の人には必要ないのかな?
マニア層の気持ちで言えば、桜井さんのツイッターやファミ通の雑誌連載などの影響は大きいと思う。
ずっとゲーム作りを覗き見していたわけで、それがどうなっているかはもはや確認しなきゃ、
という気持ちで買う気すらする(それに輪をかけて楽しそうだから)
こういう要素だけでなくて、
口コミとかも大きいと思うけれど、
その辺のメカニズムがいい加減判明して欲しいと思う。
その点でアプリの無料でお試し&良かったら購入という流れは実に納得がいく。
「面白さ」そのものを試食できるわけだから、そりゃ美味しきゃ買う。
(完食するとなると変わる、というのもいえるが、どうしようもない)
昔は、よく解らないゲームソフトをいきなり購入できたと思う。
だから必死でファミ通とかファミマガを食い入るように小さなステータス画面まで
覗き込んでいたものだった。
しかもキャラクターゲームの方がつまらない可能性が高いなんて、この商売も結構汚かったなあw
ともあれ、
なんというかゲーム性がいいとか、そういう調理方法の妙が売りのほぼ新ブランドのテレビゲームが売れることは、
業界もそういうゲームに力を入れてくれるはずだし、パルテナは売り方の真似をされるようなアプローチを繰り返してほしい。
スマブラはユーザーのフィードバックを写真などで行っていた。
SNSゲームはフィードバックありきだけれど、どうか一味違う形でゲームファンを喜ばせてほしい。
喜びの還元方法が「1本のパッケージソフトを買う」ということしかないのが辛い所だが。
(もちろん寄付とかそういうことでもないだろう。この辺、価値観がグイとぶれるところだ)
例えば、
各ソフトで満足したら、アフィリエイトみたいに、そのソフト経緯でニンテンドーポイントを購入するみたいにしたらどうだろうか。「賞賛ポイント」とか名づけて、直接の売り上げにならないが、ソフトをお金で褒めることができるという。
そしたら売上だけでなく、出来が良かったソフトは「賞賛ポイント」で儲けられるという。どうだろう。
買った後にお金を払うってこともあってもいいと思うのだが。
まあいいや。
ともかく、作り手と楽しむ側が満足しあう形は色々考えられると思う。
無論その土俵に上がることに対して、篩にかけるというのが、
「売れる売れない」なんでしょうけれどね。
うーんやや売れなんだろうなー。
口コミで売れの波が2回来る的な。どうだ。
- 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
- 発売日: 2008/07/17
- メディア: Video Game
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- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2010/06/24
- メディア: Video Game
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