ニンテンドー3DS=「2が出たら買う」感+ゼルダ新作プレゼン力

度肝を抜かれたというよりは、
出てほしいものがちゃんと出た、という感想


いつの頃からかE3というゲーム技術の見本市というイベントをネット中継で見る、というイベントが生まれて
今回もごたぶんにもれず見る。

要はこれからの販売戦略上のハードソフトの説明なのだ。
内容が僕にとっては身近だけれど、企業のプレゼンをキチンと見れるいい機会で、それはそれ楽しい。
1時間、自分の会社のPRができるとしたら何をするのか。

解説や実際の説明内容はネットで公開されるそうなので、
任天堂ゲームを過去にやったことがある人は、
是非ご覧頂きたいです。
http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2010/index.html


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感想を交えながら、、、

まず説明されるのは、
ゼルダの伝説の最新作。
操作感を中心とした説明を延々行うという一見地味だが、
「ゲームの面白さの核心部分」を見据えていると思う。

会社のプレゼンでいきなり商品やサービスのこまかーな処を語るというのは、
自信がないとできないよなーと思うのですが、
(まあゲーム会社だから当たり前と思ってしまうけれど)
コントローラーの使い方ってやっぱり地味。でも具体的。
単なる名前じゃなくて

そのあとも、
いわゆる夢に見た次回作的なものが連発していくわけです。
「2が出たら買う」的なものがラインナップ。
焼き直しと言われるほど、乱発されていないものがたまたま多かったので、
好感触でした。


なんだかんだで、
ニンテンドー3DSの発表です。

「安くもなくどうしても必要となってしまうあのメガネが〜」といった3Dテレビの揶揄が
入った後で、裸眼で楽しめる3DSの発表。
携帯ゲーム機で3Dということもありますが、
いわゆる迫力がある、ということよりも、
「操作感だったり、3Dの前後関係が解りやすい」ということに言及する辺りに、
面白さの核心のブレが無いことを感じさせます(遊び)。



とにかくソフトがどう面白いか、面白くなったであろうか、というプレゼンが、
かなり適切にされていたと思うのです。

その流れがあったため、3DSでも期待感を煽ることができた任天堂は凄いですが、
実際3DSは、まだすげえ欲しい、ではなく、まだ良いゲームの2を期待している感じなのです。
(無論僕は買うだろうけれど)


ここに「やってみたら分かる」感が組み合わせって行く流れが、ニクイのですが、
3D表現をしっかりゲーム表現として解釈して自分のものにしているかどうかは、
まだやってないのでわからない。

でもそのあたりが、ゼルダのプレゼンで担保されている感じがするからなー。


スマブラブランド力についてはファンサービスかと思いますが、
経緯をちょっと知っていると、ワクワクしますよねー。

うう楽しみ。