おのれ仮面ライダークライマックスヒーローズ

仮面ライダーを見る習慣ができたのは、ディケイドからだったろうか。
（クウガで復活したシリーズを見飽きてしまったのはブレイド）

自分であのカタルシスを直接操作で楽しみたいと思って、
仮面ライダークライマックスヒーローズ　オーズを購入しました。

購入してから分かった事は、
仮面ライダーなのに変身ができないということ。
（人間体の状態が基本的に無いので、ウルトラマンしかでてこない例のやつみたいな感じ）

操作手としては、
何故か、すぐ勝とうとしないこと。（自分のことですが）

なんでこの2つを気にしたかといえば、
できるだけこの戦いにドラマや段取りを再現したい気持ちが生まれるからではないかと思います。

歌舞伎とか時代劇とか、それこそ仮面ライダー本編で行われるようなあの無駄と思えるような古典的な段取り。
あれをわざわざやるのが楽しいみたいなんです。（自分のことですが）

必殺技は最後に出さないと雰囲気が出ないし、
こちらにもそこそこピンチが到来したり、
そして当然変身をするまでの流れ。これの大事なこと。
（昔、そういうライダードラマを再現したゲームがありました。
ドラマがこれだけ発展しているのだから、ゲームにもひと工夫欲しい）

こういう気持ち良くなれる要素をうまく生かさないと、
キャラゲーは単なる収集癖を刺激するだけの道具になりかねないと思った。
多くのポケモングッズやアンパンマングッズにそういう部分は多少はあるだろう。

逆にいえば、再現＋アルファがあれば、本編があるだけに、強力な可能性があるのになと思う。
まあ売上とかはおいて、気持ち良くなりたいじゃないですか。
全員揃った、っていうお祭りはわかるけど、、
比べるものじゃないけれど、ソニックカラーズの気持ちいいことこの上ない。

こういう場合、結論として
「なぜ、この種の版権ものをバンダイが独占しているのか、本当に残念だ。
　複数のメーカーが作ってくれれば、質の向上も見られるだろうに。
　もしくは下請でまったく関係の無い所に作ってもらえばいいのに。」
とか書いてしまう。発展的でないなー。

ウーン、でもなんでだろう。