そしてやっとピクミンにたどり着いた
昨年末に買ってから、完全に放置していたピクミンをやっと始めることにした。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2008/12/25
- メディア: Video Game
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松本人志が絶賛し、
各レビューでもほめられ、
いまだに高値で販売されており、
任天堂の発表会では必ず次回作を聞かれる、
インタラクティブ感とゲームらしさとキャラのかわいらしさを
全部兼ね備えた、であろう、
凄まじいイメージのピクミンが
いったいどんなゲームなのか、
まるで想像できていなかった。
やってみると意外としっかりとしたオープニングがあることに驚く。
さらにWii版だから強く思うのかもしれないが、
操作説明をみると結構ややこしそうで、それを何度も何度も伝えてくるのに、ちょっと怖い感じ。
さらには最初に何をしていいのかさっぱりわからず、
始めた最初は「ずいぶん無理やりに話らしい話に巻き込まれるなあ」と思ったりも。
しかし、ピクミンの面白さは「探り探りになるであろう」ということを作り手が、おそらく予測しているところなんじゃないか。と思い始めてからは、もう安心だ。操作キャラであるオリマー船長というキャラクターをなんとなく動かすことに不安がなくなった。何度も操作方法を伝えてくるのも、一度に覚えなくていいけれど、色々試してみようよ、という現れなんだと感じる。
さらにこの主人公がやたらペラペラしゃべる。これは任天堂にしては意外な感じで、(本編中ではなくて、ムービー時とステージ結果をまとめたシーンだけではあるのですが)段々と彼の性格がゲーム性に直結するのだということに関心をする。
例えばこう。
何かイベントや新しいキャラと遭遇した場合に、その機能や効果をなんとなくしか説明してくれず、調査研究をしていかねばならない、などと言うのだ。研究熱心というか、慌てない性格なのだなと思うが、その姿勢こそが私たちプレイヤーに要求されている態度なんだろうと、そう感じさせるのだ。
安心して「探り探り」しても良いよ、と教えてくれる、無理矢理なストーリー展開と、
じっくりコツコツやるゲームなのだと取り組みの姿勢を教えてくれる、主人公の独白(キャラ付け)
これはゲーム性が面白いだけでも、世界観だけでもダメという、
理想的なバランスを持っているゲームじゃあないか。
うーむ、凄い。
と感心しております。
ピクミンの使い方も、ピクミンの可愛らしさを感じてしまう感情的な要素が、割と支配するという、
これもゲーム性と世界観が、人という字はぁ〜と言わんばかりに支えあっている。
こりゃ凄いな。
とTVゲームに関心をして、今年もスタートだ。
こっちも買おうかな。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2009/03/12
- メディア: Video Game
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